Y.K.

新日本プロレス

〇〇如きが

「身の丈をわきまえろ」耳にタコができるほど言われてきた言葉だ。悔しいが、あの言葉には一定の真理がある。出る幕ではない場所に出るな。分を越えるな。外から口を出すな。それは抑圧ではなく、秩序の話だ。平等と“無制限発言権”は違う平等が叫ばれる時代...
新日本プロレス

はずしっぱなしの海野選手

正直に言う。ここまで「外し続ける」姿を、ここまで長く見せられるとは思っていなかった。海野翔太。今の彼は、針のむしろというより、自分で針を並べて、その上を歩いているように見える。気運が“勝手に”高まる選手と、そうでない選手最近の前哨戦で印象的...
新日本プロレス

猪木さんにメレセデス・モネを会わせたかった

初めてメレセデス・モネを生で観たのは東京ドームだった。正直に言えば、その時点では彼女のキャリアも物語も、ほとんど知らなかった。ただ、開催前からSNSには「東京ドームに来るかも?」という断片的な情報が流れていて、胸の奥に小さな予感だけが残って...
新日本プロレス

EVILが退団した

正直に言うと、今回ばかりは完全に予想を外した。「EVILが退団」この一文をSNSで見た瞬間、まず頭に浮かんだのは「いや、それはさすがにないだろう」という疑念だった。だが、時代は変わった。今やSNS発の情報が、公式発表より先に現実を突きつけて...
新日本プロレス

EVILはWWEに行かない

“うるさい存在”が消えた時、団体は本当に強くなるのかこの時期になると、必ず始まる。移籍の噂、契約満了、引き抜き話。今年は「次はフィンレーだろう」そう思っていた人間も多いはずだ。だが、名前が挙がったのはEVILだった。正直に言えば、違和感はあ...
新日本プロレス

ヤングライオン杯

――出ない者は出世し、出る者は評価されるのか2009年以来となるヤングライオン杯が、久々に開幕する。新日本プロレスにおいて、この大会は「将来のメインイベンターへの登竜門」と語られてきた。だが、今回のエントリーを冷静に見ていると、どうしても違...
プロレス

KURAMAこと矢野安崇

――覆面は、取るべきではなかったのではないかKURAMA。その名を聞いて、正体に気づいた人は少なくないはずだ。覆面の下にいたのは 矢野安崇。横浜アリーナで藤田晃生と戦った、あの選手である。「何かあったらしい」「NOAHではなく、全日本プロレ...
新日本プロレス

棚橋弘至引退後の新日本プロレスは、安泰だ

― 強さを取り戻す条件は、すでに揃っている ―棚橋弘至の引退が現実味を帯びるほど、界隈には不安が広がる。だが私は、そこまで悲観していない。むしろ断言する。棚橋引退後の新日本プロレスは、安泰だ。理由は単純だ。“危険な匂い”を放つ選手が、揃い始...
新日本プロレス

新日本とノア、その「距離感」が浮き彫りになった公開会見

ワールドタッグリーグ決勝を前にした公開記者会見は、単なる前哨戦の舌戦では終わらなかった。辻陽太とゲイブ・キッド。このタッグが放った言葉は、新日本プロレスという団体が今、どこを見ているのかをはっきりと映し出していたように思う。 試合そのものよ...
新日本プロレス

ジャーマンスープレックスという系譜― 新日本プロレスが守り続けた技の論理

ジャーマンスープレックスという技には、派手さや勢いでは測れない “構造としての美しさ” が存在する。その系譜を語るとき、必ず名前が挙がるのが カール・ゴッチ である。彼が提示したのは、単なる投げ技ではなく “完結したフォーム” だった。ゴッ...