NEVER無差別級の原点──13年前、初代王者・田中将斗が刻んだ“衝撃の決定戦”

新日本プロレス

いまでは新日本プロレスの重要タイトルとして定着した NEVER無差別級王座
その土台が築かれたのは、約13年前のこと。初代王者決定戦となった田中将斗 vs 石井智宏は、ファンの記憶に残る歴史的な激闘だった。

NEVER構想の“提唱者”に内藤哲也がいた

NEVERブランドの立ち上げには、当時若手の旗振り役だった 内藤哲也選手が提唱者の一人として関わっていた
若手主体の新機軸として期待されていたNEVERだが、その頃の内藤選手はまだファンからの支持を得られず、むしろブーイングを浴びる存在だった。

いまのカリスマ性からは想像できないが、当時の空気は不安定で、会場ごとの温度差も大きかった。この“時代の揺らぎ”が、NEVERという新ブランドに独特の緊張感と勢いを与えていたのは間違いない。

初代王者決定戦──田中将斗 vs 石井智宏

そして迎えた初代王者決定戦。
カードは 田中将斗 vs 石井智宏
誰もが「間違いなく噛み合う」と感じた必然の一戦だ。

ロープ際での締め上げ、顔面を削るような攻撃、剛腕同士の真正面衝突。
画像が切り取るように、どの瞬間にも“強さの証明”が詰まっていた。

NEVERの方向性を決定づけた戦い

NEVER無差別級が
「階級よりも覚悟」「技巧よりも意地」
という唯一無二のカラーを確立したのは、まさにこの試合だった。

石井選手の頑丈さ。
田中選手の攻め続ける圧力。

この二人のスタイルが、NEVERタイトルの本質を瞬時に決めてしまったと言える。

田中将斗、初代王者として君臨

激闘の果てに勝利したのは田中将斗選手。
ベルトを掲げる姿は、観客の「歓声」よりも「納得」という重い熱を呼び起こした。

「このベルトは確実に面白くなる」
会場がそう確信した瞬間だった。

NEVERはここから始まった

NEVER無差別級の歴史を振り返ると、必ず最初に語られるのがこの決定戦だ。
提唱者として関わりながらブーイングを浴びていた内藤哲也。
その揺れ動く時代背景の中で、田中と石井が作り上げた“NEVERの芯”。

すべては──
田中将斗 vs 石井智宏。
あの夜の名勝負こそ、NEVERという王座の原点である。

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