観ましたかトーナメント

新日本プロレス

『ヤマダインフラテクノス Presents G1 CLIMAX 35』観戦記

G1 CLIMAX 35」――真夏の最強戦士決定戦。毎年のように名勝負が生まれるこのトーナメントですが、今年は序盤から予想外の展開と予想通りの激闘が入り混じり、ファンの感情を良い意味で振り回してくれます。

私は毎年、G1は“満員が予想される会場”ではなく、どちらかと言えば集客面で余裕がありそうな会場を選んで観戦します。
理由は二つ。ひとつは、プロレスの世界観を壊すような嫌な観客と一緒になる確率を少しでも減らすため。もうひとつは、誰もが足を運ぶ有名会場ではなく、あえて“通好み”の選択をすることで、自分なりの観戦スタイルを貫くためです。観戦という行為そのものに、自分だけの流儀を持つこともプロレスファンの楽しみ方の一つだと思っています。

さて、昨日のはKONOSUKE TAKESHITA選手と辻陽太選手
両者ともリング上での存在感が際立ち、TAKESHITA選手はパワーとスピードの両面で相手を圧倒。

一方の辻選手は、若さと勢いに加え、経験に裏打ちされた試合運びが光ります。特に観客を巻き込みながらも集中力を切らさない姿勢は、トップ選手の風格を漂わせていました。

そして準決勝のカード――これが、私の予想していた決勝カードだったのです。
ですが、よくよく考えてみれば、優勝すると思っていた選手がここで負けた時点で、既に私の予想は外れていたことになります。あの瞬間の衝撃と落胆は、会場でこそ味わえる生の感情でした。

G1とは直接関係ありませんが、この場を借りて触れたいのが“超人”石森太二選手。
技巧派として名を馳せながら、その身体能力と試合構成力を年々進化させ、最近では“無茶”ともいえる域に足を踏み入れています。その石森選手が、10月7日後楽園ホールで再び勝負に挑む。G1とは違う舞台ですが、この日の後楽園も熱気に包まれることは間違いありません。
10.7『超人・石森太二はもっと無茶をする』

今年のG1は、例年以上に“予想の楽しみ”と“結果の衝撃”が入り混じる展開でした。
カードの妙、選手同士の心理戦、そして会場全体を包み込む熱量――それらが一つに融合し、観戦する者にしか味わえない高揚感を生み出す。真夏のプロレスには、やはり特別な魔力があります。

準決勝、そして決勝。
頂点に立つのは誰か――その答えが出る瞬間まで、リング上から目を離すことはできません。

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