絵心ない人たち

日記

──10年前の落書きから始まった小さな衝撃──

世の中には「絵心がある人」と「ない人」がいる。
そして私は、そのどちらでもない “未知のカテゴリー” に属しているのかもしれない。

10年ほど前、何気なく「女の子と自転車に乗る人」を、数名で描いてみた。
ただ、それだけだ。普通なら、爽やかな青春の一ページのようなスケッチになるはずだった。

しかし——
出来上がったのは、“人体構造をギリギリで保った謎の乗り物生物” だった。


自転車のはずが、もはや乗り物の概念が崩壊

描かれた自転車には、一応“車輪らしきもの”が付いている。
ただし、それが車輪として機能するかどうかは極めて怪しい。

乗っている人物に至っては、
ペダルを漕いでいるのか、
新しい武術の構えなのか、
いまだに判断できない。

さらに女の子の顔は、なぜか
“遠い星との交信に成功した直後” のような神妙な表情をしている。


極めつけ:イカみたいな女の子

そして、衝撃の“決定打”がこれだ。

目を閉じ、穏やかに微笑む謎の生命体。
腕はやたら長く、頭部は鋭角。
どう見ても イカのシルエット

作者いわく、「女の子」を描いたらしい。
しかし私は思う。

——深海2000mで出会ったら全力で逃げるタイプだ。

横に書かれた “gile(?)” が何を意味するのか。
名札なのか、種族名なのか——10年経った今でも結論は出ていない。


絵心がない人の世界は自由だ

ただ、ふと思う。

絵心がある人は技術に縛られるが、
絵心がない人は 常識から解き放たれている

自転車は空を飛び、
人間は棒になり、
女の子はイカになる。

そこにはルールも制限もない、
ただひたすら混沌とした自由なアート が広がっている。


10年前の落書きが、いま笑い話になる幸せ

あの時は正直、「えらい事になった…」と思った。
しかし10年経った今、こうしてブログのネタになると思えば悪くない。

絵心がなくても、
笑いに変えられるなら、それも一つの才能だ。

これからも私は、
“自由すぎるアート界隈の住人” として
胸を張って生きていこうと思う。

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